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催涙スプレーで鎮圧 香港市民の怒りが増す

2014年10月15日

 

【新唐人2014年10月15日】香港警察は14日の夜から15日の朝にかけて、複数の地点でバリケードの撤去を行いました。アドミラリティ(金鐘)にある行政長官弁公室の前では、催涙スプレーを使い市民を退散させたうえ、一部の市民を警察に連行しました。

 

警察の鎮圧に対して、市民は行政長官弁公室の前で抗議しました。催涙スプレーから身を守るため、レインコートやマスク、ゴーグルで防御しています。彼らは鉄柵でバリケードを作ったほか、コンクリートのブロックを重ねて、道路の2車線を塞ぎました。

 

午前3時過ぎ、大勢の警官が突入し、集会は非合法だという理由で、市民を退去させました。その間警察に連行された市民も少なくありません。警察は赤い旗を掲げて、武力行使の可能性を示唆しました。

 

先日、香港警察は複数の箇所でバリケードを撤去し、市民とにらみ合いました。警察の行為に不満を示す市民は、いまなお座り込みを続けています。

 

最新のアンケートによると、梁振英(りょう しんえい)行政長官と保安局の黎棟国(ライ・トンクォック)局長の支持率は、雨傘運動の発生後、いずれも下落しました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/10/15/a1146194.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

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